【MTB】XC=クロスカントリー
「MTB」がマウンテンバイクの略称であるように、「XC」はクロスカントリーの略称です。クロスカントリーは、「Cross -Country」になりますが、「Cross」の部分を「X」と表現して、「X+Country → XC」 と呼ばれています。
このクロスカントリーについて簡単に説明したいと思います。
クロスカントリーは、
周回のコースを一定距離走って、ゴールに到着した順番を競う競技です。
アトランタオリンピック(1996年)より正式競技にも選ばれています。
オリンピック用に定められた競技形態をクロスカントリー・オリンピックと呼び、略称では「XCO」と表現することもあります。
その他にも、クロスカントリー・マラソン(XCM)やクロスカントリー・エリミネーター(XCE)という競技形態があります。
クロスカントリー・オリンピック(XCO)は、名前の通り、オリンピック用に定められた競技形態で、現在のクロスカントリーの公式競技はクロスカントリー・オリンピックに準拠して開催されています。
1周4〜6kmの周回コースとされていて、2箇所以上のフィード/テクニカルアシスタンス・ゾーン(飲み物や食糧、機材などの補給所)が設置されます。
1990年代に入ると、オリンピック効果もあってマウンテンバイクの競技人口・レジャー人口は大きく広がりました。
UCI(Union Cycliste Internationale:国際自転車競技連合)主催で、世界各地を転戦して総合ポイントを競う「ワールドカップ」、「世界選手権大会」などの大会が開催されています。
日本国内では、「JCF・ジャパン・シリーズ」をはじめ、MTB愛好者も気軽に参加できる大会やイベントが数多く開催されています。
今では年間で100を超えている数になっています。
MTBを始める人で、もしクロスカントリーにチャレンジするする場合は、自転車選びに気を付けてください。クロスカントリーは上り下りのあるコースを走るので、フロントもしくは前後両方にサスペンションが装着されているクロスカントリー用のマウンテンバイクを選ぶようにしましょう。
お勧めの自転車などはまた今度に。