オリンピック競技にもなったBMXはそもそもどんな競技なのか?

BMXは大きく分けると2つに分類できる。

1つは、パフォーマンスの質を競う「BMXフリースタイル」

もう1つは、速さを競う「BMXレーシング」だ。

フリースタイルはさらにパーク、ストリート、フラットランドなどの種類があるが、オリンピックで採用されたのは「パーク」。

BMXは東京オリンピックの正式種目に選ばれたものの、実はどんな競技かわからない、という人も多くいるのでは?

これを機にBMXの楽しみ方を少しでも知ってもらえればと思う。

BMXフリースタイル

2020年東京オリンピックから正式種目になったフリースタイル・バーク。

競技は、「パーク」と呼ばれる様々な形のジャンプ台が設置された広場で行われ、60秒・2回の持ち時間内でトリック(技)を競う。技の完成度や難易度、オリジナリティに分けて加点され、総合得点で勝敗を決定する。
フィギュアスケートをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。

何といっても見どころは、ダイナミックなトリック。
空中で後方に縦回転する「バックフリップ」や空中でハンドルを手放して一回転させる「バースピン」などのダイナミックなトリックから目が離せない!

パーク以外の競技についてはまたの機会に。

BMXレーシング

BMXレーシングは、文字通りスピードを争う競技。

レースは、350mのサーキットで行われる。
8mの高さにある「スタートヒル」と呼ばれるゲートから、最大8人が約35度の坂を一斉に駆け下りてスタート。この傾斜は、スキーの上級者コースが傾斜30度ぐらいなので、まるで落ちていくような角度です。

その後、大小様々な起伏のあるコースを駆け抜けていくが、その最大時速は60km。さらにコースのレイアウトによっては、最大5mほどジャンプすることもある迫力満点のレース。

大きな特徴は、レースにも関わらず対戦相手の体に接触するコンタクトスポーツであること。迫力のレースから最後まで目が離せない!

BMXの魅力は伝わったでしょうか?

BMXを少しでも楽しんでもらえたらと思います。